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梅芸レポ・・・ではなくただの感想Ⅱ


自分が書くものはレポにはならないのだ、と改めて認識しつつ。すんまへん。

光一が東京に戻って通常業務している本日、埋め草として書いてみる。



早速 ネタバレ項目 になるけど(もうみんな知ってるよね)

初日、観客がどよめいた仕込み・・・屋上のシーンで手すりが壊れた!
えええ??と思った次の瞬間、そこまでやる?!みたいな意外感で大笑い。

2日目にはオーナーが絶妙なタイミングで「古い劇場だわ」と言って、大拍手。

後で、やっぱり光一のアイディアだと。さすが永遠のいたずらっこ。あはは



ウチとリョウタ、ユウタのダンスシーン、一日一日完成形に向かうといいな。
ドラムの音がよく響く劇場なので、マジでドラムに負けるなよ、と。
3人のバトルでもあるし、石川直氏とのバトルでもある。
「負けねーぞ」の先にある調和、に行き着いてほしいんだよな。

闘いが見たい。自分との闘い。共演者との闘い。オケとの闘い。
すべてに勝って、何かを掴んで自分を輝かせて、そして相手とも一体になる。
「もっともっと」と自分を鞭打つものがなかったら、直さんにも勝てない。


石川直のドラムで踊る、ってどういうことか。
世界の中でどんな恵まれたことしてるのか、それを自覚した踊りであってほしい。
(わかってると思うけどさ、感じさせてほしいんだよ)


すぐあとにSOLITARY。カッコよさにめまいさえする光一のダンス、そして群舞。
ソリタリに勝ってやる!と思って踊ってほしいよ、ウチにもリョウタ、ユウタにも。
その気迫が客席に届けば、必ずブラッシュアップに繋がる。



僕が初めてgomaを誘ってSHOCKを観劇した時、gomaは1幕の終わりを
「ウチの策略によって、コウイチが本当に切られて階段から落ちた」とは思わず
あの階段落ちまでが普通にショーの演出である、と受け取っていた。

幕間にその話して、んえええ!!だったよ。
コウイチが瀕死の重傷を負ったと思わない客もいるのか!と愕然。


演出側にもそんな声が届いていたのか、階段落ちは事故だと知らしめるために
「ジャパネスクはハッピーエンドである」という内容のセリフが加わったよね。

あのセリフを聞くたびに「それ無理。あんだけ切られてて。死ぬだろ」と。

悪党をやっつけて、姫を取り戻しハッピーエンド・・・の流れだろうけど
いくらなんでも生還は無理だ、切られ過ぎ撃たれ過ぎだろって思うよね?

もうちょっとどうにかした表現はないものか、あのセリフ。
ハッピーエンド、という一言に代わる何かがほしいなぁ。



帝劇とは異なり、博多座と同様に階段上で仰向けに倒れるコウイチ。
意識を失う瞬間の動きが上手くて美しくて、ほんとに見惚れる。

東山先輩の感想に「光一の美意識が細部まで行き届いた見事なステージ」とあったけど
あの倒れ方ひとつにも、その美意識が生きているんだと思う。



2幕冒頭のシェイクスピア、ここは僕にとって光一の声に身を委ねる快楽の場。
変化する声の波に呑まれ、溺れて、岩に叩きつけられる。


リチャード3世という自身とは対極にあるような役も、光一が演じると
硬い殻に覆われた内部から、甘い蜜のような毒がこぼれるのを感じる。
光一ならではの、硬質の甘い毒。


それが内に引き継がれると、柔らかくとろけた蜂蜜に変わる(笑)
未亡人にナイフを渡して、さあ刺してくれという甘え方が上手い。
ちゃんと「口説き」になっている。

ただ、このシーン、未亡人の解釈がよくわからず(なぜか高笑いで去るし)
リチャードにほだされていく、すでにリチャードの手中に堕ちている女という
演じ方にはなっていないので、僕としてはそこが残念。


このあと「日本刀」が現れ(ゾゾッと鳥肌が立つ思い)1幕最後を再現。
泣き叫びながらも追い詰められ、幻のコウイチを刺すウチ・・・


倒れたコウイチ、僕が見た限りではかなり長く目を開けていた。
苦しみと恨みの姿を晒して。
2幕の最後に、桜の下で微笑みさえ浮かべて倒れていく姿との対比。

このあたりの演出も、確かな光一の美意識に支えられているのだと思う。



ウチのステージに現れ、ダンスでみんなを惹きつけるコウイチ。

今回、はっきりとリカがウチを思っている演出になっていたことに、やっと気づいた。
このシーンの間、ずっとリカはウチだけを見守って立っている。
リカの中でコウイチはどんな存在なんだよ?(僕泣いちゃうぞ、って気分)

事故後の1年間、リカはウチのことを本当に心配してたんだって納得したよ。
そしてコウイチが消えたあとの劇場は、この二人でやっていくんだろうって。
すごい現実的にそう思えた。


あまりにもコウイチへの切なさが薄いリカ。僕は彼女の告白では泣けなかった。
その理由がわかったし、今回はそういう解釈のリカなんだなと思う。
「違うよ、ずっとコウイチラブなんだよ~」というなら許せん!けど(笑)

ちょっと甘えん坊のウチを支えてカンパニーを盛り立てていくリカ。
そんな未来が見える気がして、僕の好きな演技ではないが、それもアリかなと。

面白いなぁSHOCKは。演じる人によって色を変える。
それを座長自ら楽しんでいるところが、SHOCKの強みなのかもしれない。



いよいよ最後のショーとなって、赤い幕の間からコウイチが現れる。
この時の美しさには息を呑む。
本人はただ集中していて、自分に無関心なことがありありとわかるのだが。
衣装が似合い過ぎて、男でも胸がざわめく。綺麗なものを見る、純粋な喜び。

その、鏡だけ見てうっとりしててもいいよ、と言いたくなるような人間が
なんでそこまでガンバルの?なんでそこまで自分を追い込むの?という
あまりにも過酷な演出に身を投じる姿を、どんな奇跡だよ、と思う。


堂本光一が、こういう人だったから、Endless SHOCKは生まれ、記録さえ作った。

僕は本当に、光一に学びたいし、生き方の手本にしたい。
そんな思いで観るからか、観劇後は肩がガチガチになってるのだ。



「夢幻」・・・光一とトラヴィスが組むとこんなことができるのか!という
真に素晴らしいナンバーになっている。
音楽も最高。

力強く、燃えるようで、清雅な光一の舞い。
トラヴィスが引き出した美に感謝を。



ダンスシーンを見ていると、山本リョウタは少し前の屋良を思い出させる。
やんちゃさと、身体が動いて動いてしょうがない勢いがある。

僕はずっと屋良のダンスを、やんちゃな踊りだと思っていたけど
昨年の光一ソロコンで、実は振付に忠実な正統派の踊りなんだと感じた。
身体が動くがゆえに、僕の目に飾りが多いように見えていただけなのかと。

今の山本にも同じような、動けるがゆえの装飾がついているように見える。
決して悪い意味ではなく、今しかできないダンスを見せてくれていると思う。


岸ユウタは、バレエの経験があるのかな、というなめらかな優雅さを持つ。

ウチの告白シーンで、一人だけ叱られているように身を固くしている姿。
フィナーレでいつも涙が溢れている姿。
感性が豊かで、身体のバランスも美しい。
もっともっと大きくなれ、加速度を増して。


光一がSHOCKに必要だと思った、優れた後輩たち。

めきめきと力をつけたふぉーゆーとともに、更なる華となってくれ!と願う。



ラダーフライング。
梅芸の2階席から観ると、スモークに映る緑の光が湖底にも見えて
コウイチの舞う場所が天空のようでもあり、湖の中のようでもあり。

2階席への着地がないことは少し寂しいけれど、夢のような浮遊感を味わえる。


しかし、2階への着地なんて、そんなサービス考える役者がいるかよ(笑)
1階より2階以上の席の方がオイシイという、そんな画期的な演出!
空間全体を捉えることのできる光一の発想力に、改めて感嘆する。

この観客へのサービス精神、実現への執念と自信と情熱。
僕には先代の市川猿之助(現在は隠居して猿翁)か堂本光一か、という気が。

光一が涼やかなので、内心の熱情に気づきにくいが、こんな熱い人はいないよ。



夜の海は、背景となるLEDが効果的に使われ、コウイチの魂の遍歴を表すようだ。
月とコウイチが重なると、「ああ」と声が出そうになる。
ほんとに、月に還っていくかぐや(輝夜、赫映とも書く)かと思うよ。

最後、コウイチの命が消えるように光が散っていく。
その光はまき散らされて、僕の手にも落ちてくる気がするのだ・・・


みんなと追いかけた夢を、確かに掌に掴んで、コウイチは静かに倒れていく。

横たわる光一の胸は、大きく波打つこともない。
出ずっぱりで舞い尽くした後で、あまりにも静かなその姿。

東山先輩の言う「美意識」の厳しさが、ここにもあるのだろう。



こうして、美しい夢を全身全霊で演じ切ってくれた人に、せめて拍手で応えたい。


SHOCKのスタンディングオベーションは恒例のようになっていて
人によっては違和感も抱くかもしれない。
だが、立ち上がって拍手せずにいられないんだよ。


余裕に見えるシーンでも決して手を抜くことはない、すべてに全力な座長。
その座長に思いを合わせて演じている、カンパニーひとり一人。

せめて拍手で称えたい。ありがとうと伝えたい。


2日目のカーテンコールは、再び幕が開くことはなかったが、かなりの時間続いた。
「出てきてほしい」ではなく、「素晴らしかった、ありがとう」を伝えたい一心で。
会場のみんなが、ただ拍手を送りたくて拍手していた。

それが、SHOCKのカーテンコールなんだと思う。




まだまだ、梅田の空に拍手は響き続ける。


座長が元気で大阪に戻り、また無事に幕が開くことを祈る今日だね。

あ、ウチの誕生日だとか?(笑)
みんなでお祝いしようか。

おめでとう内!!かんぱーーい!!






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朧月に浮かびあがる夜桜の下で

kaitoさん、皆さん、こんにちは。

kaitoさん、渾身の梅芸SHOCK感想ありがとうございました!
何度も何度も読ませていただきました。

kaitoさんの、光一さん、そしてSHOCKという作品への真っ直ぐな思いが伝わりました。
作品や出演者への厳しい目線にも、SHOCKへの愛が感じられるとともに、kaitoさんのご自分への厳しい姿勢も感じられたのでした。
kaitoさんも、日々闘っていらっしゃるんだなあと想像しました・・・。
現状に甘んじる事なく、絶えずスキルアップしていく・・これは、SHOCKを観るたびに実感させられる事ですが、その裏にある光一さんの研鑽に同時に思いを馳せ、ご自分の糧になさろうとしてるんだなあと。

ところで、光一さんにとっては、SHOCKという作品をよりよくする事が目標だと思います。だから、後輩君達がぐんぐんスキルアップして、自分を脅かすまでの存在になる事を望んでいるのだと思いますし、それをバネにして、更なる自分のスキルアップに繋げていこうとしてらっしゃるのだと思うのです。それが、SHOCKという作品をより高める事になる。
だから、私は後輩君達皆にもエールを送りたいです。

石川直さんの別の公演を観たことがありますが、彼は世界中から集まった精鋭の中で、ひけをとらない、いやむしろ一際輝くドラム奏者でした。そんな方が、SHOCKで共演して下さってる事はとても名誉な事だし、とても感謝しています。


階段落ちのgomaさんの感想は、なるほどと思いました。
あの様な悲劇は、日常生活では確かに想像を絶するものだと思います。
でも、決しておこりえない事ではないと思うのです。だからこそ、そこに向かう伏線が重要かなと。
閉鎖的な小宇宙の中で、コウイチのよりダークな部分(若さ故の残酷さ、ボス的な要素、危うさ等)を出すことで、やがて訪れる悲劇を予感させられるのではないでしょうか?

ドキュメンタリーDVDを見れば分かるように、素の光一さんは、とても穏やかでシャイで、優しい人柄です。その光一さんが、見事にコウイチを演じきっていることにも注目したいですね!


それから、kaitoさんが指摘された、コウイチが倒れて目を見開く場面は、オリ〇タに写真で載ってますよね?あ、これがそうか!?と思いました。
ゾクッとくる写真ですね!雑誌の方も素晴らしい写真のオンパレードですが、光一さんの美意識を反映した舞台を、ぜひともDVDにも残してほしいです。特に「夢幻」!また観てみたいです!

その前に、2012年SHOCKのDVDですね。楽しみですね。 

松大好きさんは、Tさんのファンだったんですね。騙される所でした。なりきりって怖いですね。

いつも お言葉に癒され、同感させて頂いてます

初コメントがこんな形で申し訳ないのですが、

松崎君の事をわざわざこちらに書き込む意図は?
本来ならスルーするべきなのですが、

ただ この大阪公演で彼は 初めて 自分の力で笑いをとれて、喜劇役者並みの進化をみたと感じてます

以前から エナジーキックシーンがない公演時は舞台上で松はガックリしてました
BPMソロコン時のMCの時には、裏で盛り上げる松を全面に押し出したにもかかわらず、残念な結果でした
それでも 光一さんは 今日もダメかと思いながら なんとか 頑張って欲しいと 続けていましたよね


決して キックを受けたり 優しい平手でも私自身は全面にいいとは思いません
違和感を感じる方もいらっしゃると思います

でも 松は今のたち位置で お客様を喜ばしました

ここからは、SHOCKの舞台で いかに自分の有り様を決めるのは、彼自身だと思います
蹴られるという演出でなく もっと違う形で 観客を引き込むスキルを目指してほしいです


gomaさ~ん(笑)

こんばんは♪

私もgomaさんと同じで初見の時は階段落ちはショーの演出の一部だと思っていました(^^;
前々からgomaさんとは同じ匂いが(笑)
幕間に友達と号泣していたので、友達が「ショーの演出の一部だと思っていたのに何であんなに号泣してたの???」と不思議がっていましたが(^^;
だって、スタントも使わずに目の前をあんな高い階段から血糊つけて落ちてこられたら…(^^;

素敵な感想にこんなコメントでごめんなさい(。・_・。)











kaitoさん こんばんは

感想をありがとうございました。

詳しくて観ているよな感覚になってとても、嬉しいですし
観たくて観たくて堪らなくなりました。  もう3年早かったら
何としてでも行かれたのに…!? 残念です。

東山さんの最後の〆に「さあ、こちらも負けずに…舞台に気合いをいれます」で終わっていましたが、

後輩なのに対等に思っている様に感じました。素敵な先輩ですね、
あの夜はお肉屋さんでしょうかね?

感想のお礼が遅くなりました。
有り難うございました。

更新ありがとうございます

kaitoさん、こんにちはe-15


えー、まずは、1日遅れましたが、内くん、お誕生日おめでとう!v-308v-314v-315
前日にちゃんと身内でお祝いする準備をしていたのに、わざわざ舞台で「1人で寂しく過ごしてください」なんて言葉でお祝いしたのは、いかにも光一さんらしい「おもてなし」ですね。v-398

恐らく全国の光一ファンがみな、光一さんの「通常業務」に気を揉んでるであろう休演日に合わせて更新してくださったんですね。こんなところにもkaitoさんの思いの深さを感じます。本当にありがとうございます。v-411

レポではなくただの感想だなんて、そんなそんな。v-392
いつもながらに、舞台の隅々まで目が行き届いたkaitoさんの洞察力と表現力にただただ脱帽です。共演者のダンススキルやリカの役どころについてのkaitoさんの解釈はまたまた目から鱗でした。kaitoさんの記事を読んでますますSHOCKが観たくなりました。これから観劇される方が羨ましいです。

「観覧後は肩がガチガチになっている」と書かれていますが、私も同じです。kaitoさんに学びたい、物事を見る目の手本にしたい、と思いながら読むので、レポ読み終わった後はいつもぐったりしてしまうんです。(笑)
そんなわけでもっと早くコメントさせていただこうと思ってたのですが、kaitoさんの言葉に圧倒されていつも以上にぐったりしてしまって丸1日経ってしまいました。e-451e-351


kaitoさん、睡眠時間が短いようですが、お体大丈夫ですか?十分ご自愛くださいね。e-323
プロフィール

kaito

Author:kaito
日本が誇るべきエンタメ界の宝・堂本光一の表現を楽しみ、仕事人として尊敬し、その人柄を愛するkaitoと申します。
社会人として人間として、目標となる堂本光一の背中を見つめながら自分も成長したいと願う男子のブログです。

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